本田・憲剛が離脱とハーフナーを呼んだ理由

 本日からブラジルW杯アジア3次予選が行われる日本代表ですが、本田圭佑中村憲剛がそれぞれ怪我で離脱。
 個人的には憲剛のプレーを見たかったので、特に残念です。
 もちろん遠藤がいることもあってスタメン出場などは難しかったかもしれませんが、遠藤を休ませるという意味でも出場の可能性はあったと思うのですが。



 本田の代役は香川や柏木などの名前が挙がっているようですが、香川だとまたタイプが違う印象ですよね。
 香川はトップ下の位置からゴール前のスペースに走り込んでいく、あるいは仕掛けていくのが得意な選手で、日本代表での本田はどちらかと言えばボールを触りながらパスを展開する、あるいはミドルシュートなども狙っていくイメージでから。


 2人の代役がハーフナー・マイクだったと言うのも凄く意外です。
 言うまでもなく、タイプとしては2人とは違う選手なはずで。


 当初から選ばれているのであれば「やっぱり1トップには長身FWが必要なんだろうね」、「予選だしパワープレーに期待しているんだろうか」とかいう話もできるはずですが、今回は追加招集なわけですから普通に考えれば、「本田・憲剛(あるいはどちらか1人)が離脱したことによるハーフナーを呼んだ理由」というのがどこかにあるはずで。
 本田がいないことによって、攻撃のアクセント不足になる可能性を想定して、オプションとして招集したのか。
 あるいは、本田はあのチームにおいてフィジカル面でも大きく期待されている部分があって、その代わりとしてのハーフナーなのか。
 もしかしたらそこに森本の代表辞退も絡んでくる可能性もあるのかもしれませんけど、その時は田中順也が追加で選ばれていますしね。



 そのあたりが見えてくるかどうかは、ハーフナーが本当に起用されるかどうかにもかかってくると思うので微妙なところではありますが、少しでも見えてくればまた面白いですね。
 とはいえ、短期決戦のアジア3次予選ですから、それ以上にまずは結果を残すが何よりも重要なはずで。
 負傷者が出ているとはいえ、戦力的には十分優位に立てる状況だと思いますから、確実な結果を期待したいところです。