クウェートに1-2で敗れるも最終予選進出

 なんだか、いろいろ情報を追うのが後手になっている気もしますが、あまり気にしない方向で(笑)
 ロンドン五輪2次予選クウェート戦の第2戦がアウェイで行われ、日本代表は1-2と敗戦を喫してしまいました。
 しかし、トータルスコア4-3で、無事、最終予選進出を決めたこととなります。


 2試合目はアウェイでのコンディション調整の問題もあったのか、連戦による疲労のせいか、選手達が動けていない状況でした。
 それと共に、初戦を3-1で勝ってしまっていたことによって、積極性も足りなかったかなと。
 例えば先制ゴールのシーンでも右SBの酒井が走り込んでいって、「SBを前に出す」攻撃は第1戦同様に出来ていたのですが、その時に中央に人数が全くいない。
 第1戦ではSBがオーバラップをしかけるときに必ず中央に3人、4人と多くの選手がゴール前に入っていたのですが、そのあたりでも消極性を感じてしまいました。
 まぁ、このあたりは若さですね。
 結果的に、そのシーンでは酒井が決めたので、良かったですけど。



ただ、基本的には良いチームの方向性が、出来つつあるんじゃないでしょうか。
 攻撃のパターンも明確ですし、守備もやることははっきりしていると思います(守備に関してはなかなか良いCBがいない…という問題もあるようですが)。
 今回、第2戦で運動量の問題と積極性のなさで苦しんだのも、今後にとっては良い収穫なのかもしれません。
 選手1人1人が走れなければ、いくら第1戦目で圧勝した相手にも苦しむことになるし、リスクを冒さなければ結果も生まれない…と。
 どなたかと同じようなことをつい言ってしまいますけど、やはり基本的に日本人のサッカー(というかJFAの日本人コーチたちのサッカー)は、そこに近いスタイルなんじゃないでしょうか。
 それがわかっただけでも、個人的にはうれしいかなと思います。