震災で延期となっていたJ2第2節
東日本大震災から3ヶ月。
本日からJ2では、震災の影響で延期となっていた試合を実施。
まだ被災地では大きな爪痕が残る状況ではありますが、震災当初はサッカーどころではなかったことを考えれば、今回の第2節開催はいろいろと思うところがありますね…。
今日の対戦相手は湘南。
現在の順位は9位となっています。
とはいえ、現在のJ2は混戦状態で、2位ジェフとの勝点差も6差しかないですから、J1昇格争いの経験も豊富で地力がある湘南あたりは怖い存在ではないでしょうか。
個人的には今期は3位以内に入れればいいと思っていますので、そういう意味では栃木戦よりも重要な試合と言えるのかもしれません。
ジェフより順位が下で、特に4位以下のチームが上に上がってくることの方が嫌なわけで、もしも今日の試合で負けたとなれば、ジェフが勝点0だったことだけでなく、ライバルに勝点3を与えることにもつながるわけですからね。
しかし、ジェフは幸いにも、前節に続いてのホームゲーム。
気温が高い中での連戦ですから、ホームで試合が出来るというのは追い風になるはずです。
また、前節の出場停止で、オーロイは休めているはず。
久保のアグレッシブなプレーで前線が活性したことによって、オーロイ自体は弊害も多いということも感じ取れてしまいましたが、それでも基本的にオーロイシフトで作ってきたチーム。
普段の試合が出来るという点において、オーロイ復帰は重要なはずです。
逆に湘南はボランチのハン・グギョンが、前節のレッドカードで出場停止。
主力選手なだけに、影響は大きいのではないでしょうか。
その他もけが人が多い状況ですよね。
巻佑樹なども怪我に苦しんでいるようですし。
そのあたりも影響してか、湘南は現在3連敗中。
しかも、栃木に0-2、鳥取に0-4、徳島にも0-4と大差の試合が続いています。
ジェフは前節栃木の前からのプレッシャーにオロオロしていたところがあり、湘南も激しいプレスがウリのチームですから相性は良くないかもしれませんが、しっかりと結果を出さなければいけない試合だと思います。
また、オーロイが入った時の攻撃の活性化にも注目ですね。
オーロイに久保ほどの機動性を求めるのは難しいと思いますが、攻撃の停滞感の打破は今後の成長において重要な部分であり、前節はそのヒントが生まれた試合だと思いますので、どうにかそこからの応用を期待したいところではないかなぁと思います。