ニュージーランド戦中止、Jリーグ選抜と対戦へ

 あまり明るいニュースではないかもしれませんが、昨日取り上げましたので。
 29日に長居で行うとJFAが発表したニュージランドとのチャリティーマッチですが、ニュージーランド側が来日を中止することになりました。
 昨日のスポニチの記事にはニュージーランド側が「安全保障を求める」と書かれていて、それはそうだろうなぁ…と思っていたのですが、やはり心情的な部分も大きいのでしょうし難しかったのでしょうね。
 大阪での開催といっても、海外からの見方をすれば、原発の問題も気になるでしょうし、余震などの影響もあるかもしれないし…といった不安は、どうしてもあるということなのでしょう。



 個人的には日本側としても、まだそこまで急ぐタイミングではないのかなぁと私は思っています。
 復興の1つのシンボルとしてサッカーを掲げるにしても、まだそこまでの段階にまで東日本は回復はしていないと思いますし、十分な練習をできていない選手も多いのではないでしょか。


 もちろん主催者側としては「日本に元気を与えたい」という気持ちもあるのでしょうが、それも復興が軌道に乗った段階で行わなければ、目的は果たせないのではないかと。
 こういったことは、やるやらないもそうですけど、実施のタイミングも非常に重要だと思いますしね。


 かわりにJリーグ選抜と対戦することになったそうで、それはそれで面白そうだとも思いますけどね。
 怪我だけはないように、気を付けてほしいと思いますが。



 なお、夕刊フジにはニュージーランド戦の開催に関して、強行開催しなければいけないわけという記事が出ていて、どうせスポンサーとか放映権料とかのお金関係の話だろ…とか思っていたら、意外にも「代表強化」に関しての話でした。
 いつものあの人とは違うんだろうけど、疑ってごめんなさい(笑)
 でも、お金の面もあるのかなーなんて思ってしまったのですけど。