HRT、ヴィタントニオ・リウッツィ起用を発表
ヒスパニア・レーシング・F1チームが、レギュラードライバーとしてヴィタントニオ・リウッツィを発表しました。
これでHRTはナレイン・カーティケヤンとリウッツィのコンビで今年を戦うことになります(とかいって、途中で変わったりして…)。
ソースはこちらなどで。
資金難のHRTはスポンサーとの交渉もあってか、これまでドライバー決定を引っ張ってきました。
ストーブリーグ序盤には昨年途中HRTから参戦した山本左近や、ここ数日は同じく昨年HRTから参戦したクリスチャン・クリエンの名前などもあがっていましたが、最終的にはリウッツィに納まったようです。
リウッツィは昨年までフォース・インディア参戦するも、今年はマクラーレンの秘蔵っ子で若手有望株のポール・ディ・レスタにその座を奪われてしまいます。
リウッツィとフォース・インディアの間にはまだ契約も残っていたそうなのですが、そこは「契約はあってないようなもの」といわれるF1の世界。
いつも通り、両者の契約は解消ということになってしまったようです。
2005年にジョーダンからF1参戦経験もあるカーティケヤンですが、34歳という年齢もありますし、現在の実力に関しては不安も多いはずで。
HRTにとってはリウッツィにかかる部分が大きいと思う…のですが、今オフもここまでテストが出来ていないHRTですから、果たしてどこまでやれるのかどうか。
今年は107%ルールが復活しますから、まずはそこが大きな関門ですね。