ヴァージン、ロシア企業に株式売却

 シーズンも残りわずかというところで、一気に来季に向けた動きが出てきました。
 特に新規参戦の3チームは共に激しい変化がありそうです。
 1年F1チームを持ってみて、思ったより得たものが少なかったりしたのでしょうか(笑)
 もういいと判断したところもあるのかもしれませんが。


 1週間ほど前から急に出てきたニュースなので、もう少し発表は遅くなるのかなと思ったのですが、アブダビGP前にヴァージンがロシアのスーパーカーブランドであるマルシャに株式を売却したことを発表しました。
 詳しくはこちらで。
 株式の大部分を売却したことになると言われていますが、名称はそのままで「マルシャ・ヴァージン・レーシング」として参戦する模様です。
 チーム体制も大きな変化はない…とのことですが、このあたりはどうなるかわからないですね。
 将来的にはペトロフ加入も考えているそうですが、早期の獲得はないとのこと。
 このあたりは冷静なのかなとも思います。



 なお、ヴァージンと言えばオールCFDでマシン設計を行ったことが注目を浴びていましたが、来季はこのCFD施設をさらに拡張するとのこと
 このCFDは世界でも第3の処理能力を誇るんだそうです。
 マシンのパフォーマンス的にはあまりよくもないのでしょうけど、今年の経験を活かして他チームのデータをコピーし、それをCFDにかけていけばマシンも成長していく、ということでしょうか。
 問題なのはコストパフォーマンス的にどうなのかなのかもしれませんけど、一から風洞施設を作るよりはコストはかからないか…。
 まぁ、上位進出を狙ないのであれば、意外とそれでもいいのかもしれませんね。