HRT、元トヨタF1チームをついに買収?
何度目だ?といったニュースではありますが、今回は独自の取材を行っており記事の信頼性が高いドイツメディアのAuto Motor und Sportが報じたということで、何らかの進展があったのでしょうか。
元トヨタF1チームのファクトリーがあるのもドイツのケルンというつながりもありますし。
ニュースソースはこちらなどで。
元トヨタF1チームはトヨタ撤退後、何度も新規チームなどから買収のうわさが出ていますが、今のところ眠ったままということになっています。
セルビア系チームが買収まであと少しと言ったところから、入金が行われずその後売却に慎重になっているとも報じられています。
一方、HRTはシャシーメーカーのダラーラにマシン設計・開発を頼んでいたものの、折り合いがつかず契約を解消。
一時は同じくダラーラ製のGP2マシンよりも遅いのではないかと言われていました。
しかし、鈴鹿のレースでは山本左近が良い走りを見せていましたし、韓国GP予選でも左近がヴァージンに迫るタイムを記録。
ここにきて少しずつ調子を上げているのかな?とも感じます。
…ただ、一方で資金難によるマシン開発の遅れは深刻で、ぱっと見でもエアロパーツが全く変わっていないなど、苦しい状況であることは確かなはずです。
もしも元トヨタF1チームを比較的安く購入出来れば、来季は一気にチーム力を向上できる可能性もあるかもしれませんし、HRTにとっては大きな追い風になるのではないでしょうか。
個人的にはトップチームと大差がついてしまっているチームが救済されるという点においても、ぜひどこかに売られてほしいなぁと思います。
また、F1マシンと言っても誰かが努力して作ったものなわけですから、そういった生産物が日の目を見ないというのは非常に悲しいですし、そういった意味でも交渉がうまくいってほしいと思います。
単純に見てみたいというのもありますしね(笑)
話は少しそれますが、山本左近が鈴鹿の木曜合同記者会で、一番初めに亡くなったジャーナリストの西山さんにお悔やみのコメントを出していましたね。
ウィークエンドにはずっと喪章を付けて戦っていたようです。
マリエとのキスを撮られたりだとか、ルノーテストドライバー時代にDJで遊びまわっていたと報じられたりだとか、ネガティブなニュースばかり先行していて、私もそれにつられて誤解していた部分があったのかもしれません。
日本のジャーナリストに好かれている理由がなんとなくわかって気がします。
単に食事をおごってもらえるからではないのですね(笑)
ぜひとも来季も良いシートが得られるように、期待したいと思います。
明日の更新はお休みします。
なんとか明日の台風は、大丈夫みたいですね。
その分、これから今日の夜にかけてが心配ですが。
ともかく、みなさんお気をつけて。