今季最終戦、佐藤琢磨は18位、武藤英紀は20位

 IRL今季最終戦となったマイアミ。
 優勝はスコット・ディクソン
 チャンピオンシップ争いでは、ダリオ・フランキッティがウィル・パワーを逆転し、3度目のメイカンに輝きました。



 日本人ドライバーに関しては、予選で9番手と素晴らしい位置を獲得した佐藤琢磨ですが、決勝では18位フィニッシュ。
 武藤英紀は26番手スタートから順位を上げ、20位で最終戦を終えています。


 2人とも、今シーズンを象徴するような苦しいリザルトになってしまいましたね。
 今期名門ニューマン・ハース・ラニガン・レーシングに移籍した武藤でしたが、チームが1台体制で情報の収集に苦しんだところが大きかったのかなぁと思います。
 琢磨は予選ではさすがの速さを見せつけてくれましたが、決勝でのセッティングなどがうまく行かず、なかなか高い順位での成績が収められませんでしたね。
  

 琢磨は最終戦後、今シーズンを前向きに振り返っていますし、来年以降に期待したいと思います。
 この1年をIRLへの順応期間だったと考えて(それにしては少し長い気もしますが)、来季は決勝の走りを向上していってほしいですね。
 どうしてもクラッシュの多さが目立ってしまいましたが、シーズン終盤はそれも減ってきたと思いますし(もてぎはマシントラブルだったようですし)、来季の表彰台、そして優勝を期待しています。


 
 ともかく、ひとまずはお疲れ様でした。
 …と言っても、琢磨はまだまだ忙しそうですけどね(笑)