東京V、練馬への移転の可能性も?

 スポニチが報じています。
 としまえんの敷地内に3万人規模のスタジアムを新設するという計画で、4〜5年後完成の予定だとか。
 こちらでは、練習場を移転するという話が出ています。


 北九州や京都や町田など新スタジアムも構想段階があっても立ち消えになってしまうことも多いですから、現段階でどこまで希望を持っていのかはわかりません。
 しかも、東京Vの場合、まず来季のクラブ存続が問題になっていますしね…。


 ただ、もしかしたらこの報道が出たのも、来季を見据えた部分があるのかなぁとも思います。
 構想段階とはいえ、新スタジアムやコストがかかると言われているよみうりランドからの移転などが前向きにとらえられれば、交渉が前進する可能性もあるかもしれませんし。
 現在サポートしている自治体も含めて、そのあたりの対応をJリーグがサポートしてくれるということになれば、買収する側としてもやりやすいでしょうしね。
 練馬移転の話は数年前からあったそうですし、あえてこういった情報を流した可能性もあるのかなぁと思ったり。




 F1の話ですがチームの買収をする際、来季以降のエンジンの契約を取り付けられるかどうかが重要視される場合があります。
 シャシーは買収したチームが開発・製造できるとしても、エンジンに関しては自社での開発・製造は難しい(というか事実上不可能に近い)わけで。
 エンジンとスタジアムを一緒にするのは無理があるでしょうけど、ようするにクラブ運営の将来性に関して保証が付けられているのかどうか…ということ。
 これはサッカークラブも同じところが言えるのではないでしょうか。
 まずは来年の存続が重要な要素であることは間違いないのでしょうが、クラブを他に引き渡すためには来年よりも先を見据えた準備を整えなければいけない場合もあるのかもしれません。