鳥栖、赤字転落 累積赤字は7億に

 鳥栖が昨年度決算と今期の事業計画を発表。
 昨年は6600万円の経常赤字で、累積赤字は7億1000万円に達してしまったとのこと。


 記事によると、スポンサー料収入は増えたものの、平均観客動員数が約1300人減り、ホームゲームが5試合増えてにもかかわらず、チケット収入が微減。
 鳥栖公式サイトによると、その他での収入も大幅に減っています。
 そして、昨年途中の補強が大きな損失となってしまったとのこと。
 今期はより試合数が減るはずで、運営費は減ることになるでしょうけれども、その影響が心配ですね。



 来季は「遠征時の宿泊費を圧縮」するそうで、そういうことになってきてしまうと、チームにも影響が出てしまうのかなと。
 今期のチーム事業費を3億9000万円と計算しているそうですが、好調だった昨年は5億3000万円。
 一昨年でも4億7000万円でしたから、どうしても苦しい部分が出てくるのでしょうね。


 当然計画では黒字となっていますが、総収入は昨年に比べて5000万円減少。
 08年と比べると8000万円の減収となっており、決して楽な状況ではないと言えそうです。