旧ペイントハウス、大分株式を売却

 大分合同新聞によると、大分商工会議所がティエムシー(旧ペイントハウス)から大分の株式を取得する方向になるとのこと。
 これにより大分の筆頭株主がティエムシーから大分商工会議所になるそうです。


 ティエムシーはペントハウス時代にリフォーム事業で成功し多くの利益を上げたものの、2000年代後半に失速。
 06年にはジャスダック市場の上場が廃止され、08年に社名変更。
 しかし、09年には05年度の架空増資疑惑が指摘され、昨年度末、事業を停止していました。
 詳しくはWikipediaなどで。


 今回はJリーグからの指摘があっての対応ということですが、極めて順当な判断ではないかと思います。
 昨年の日経ビジネスの記事には「そもそも大分の不幸は、初期の頃にペイントハウスの子会社だったことが始まり」と書かれています。
 それがすべてでもないように思うのですが、そういった見方もあるということですね。



 なお、先週Jリーグの中野専務が大分を視察し、ユニフォームスポンサー獲得とチケット収入増を求めたそうです。
 一方、青野社長へのインタビューではユニフォームスポンサーに関して、「できればワールドカップの中断明けには間に合わせたい」と話しているそうですが、見込みはあるのでしょうか。