団結力がジェフの大きな原動力に
現在のジェフは非常にチームとしての団結力を強く感じます。
紆余曲折あって、他チームから移籍して入ってきた選手が多くなってしまったジェフ。
その経験を積んで得たものは「加入選手にとって優しいチーム」なのかもしれません。
インタビューなどを読むと、多くの加入選手も馴染みやすいチームとして感じてくれているようですし。
それと、祖母井さんの時代から真面目でひたむきに頑張れる選手を獲得する。
その考え方が脈々と受け継がれたことも、高い団結力を保つことが出来ている1つの大きな要素ではないかと思います。
そのあたりの効果が、今年になって表に出てきたのかななんて思います。
草津戦では途中出場の巻とネットが気合いの入ったハイタッチを見せていましたし、横浜FC戦後も文字通り選手達が手を取り合ってスタジアムを一周していました。
このあたりからチームの雰囲気を察すると、今のところはまだ「選手層が多くて外された選手のモチベーションが心配」と話していましたが、今はまだ安心なのかなと思います。
それよりもチーム全体の気の緩みなどの方が心配かな…と。
この団結力は現在のジェフの大きな原動力になっているのではないかと思います。
練習の雰囲気も良かったし、ポジション争いも現段階では良い意味でチームに前向きな効果を与えているように感じます。
そして、その団結力を後押ししている1つに、サポーターの盛り上がりもあるんじゃないでしょうか。
少なくとも今は、サポーターの力もあってクラブ内部も含めたジェフというチームが1つになれているのかなぁと思います。
昨日の冒頭に話した07年との差。
私はこのあたりに一番大きな違いを感じとれるような気がします。
サポーターの盛り上がりもあって勢いに乗ってきた感のあるジェフですが、だからこそ1度どこかでチームがつまづいた時にその良い雰囲気・良い流れが止まってしまうのが心配ですし、まだまだチームとしての課題もあるはずですから勝ち点を稼ぎながらチームを改善していく意識を強く持ちたいところではないでしょうか。