マクラーレンのリアウイング問題
マクラーレンがバルセロナテストから使用している新しいリアウイングに対して、他チームから「レギュレーション違反ではないうか」との声が上がっているそうです。
リアウイングにスリットが入っていて、そこにコクピット上方の吸気口からシャークフィンを通った空気を流し込むという非常に面白いアイディアです。
他チームはこのスリットを3枚目の板として考えられるのではないかと抗議(レギュレーションでは2枚しか使用できません)。
しかし、スリットは昨年も採用していたチームがあるため、問題ないのではないかと言われていました。
このためマクラーレンは先週の土曜日に技術委員のチャーリー・ホワイティングを招聘しリアウイングをチェックする予定だったのですが、フライトの問題で延期。
結局、バーレーンGPで検査を行うこととなったそうです。
マクラーレンはバルセロナテストの後半から新パーツを投入し一気に調子を上げてきたそうで、その新パーツの1つがこのリアウイングではないかと思います。
それもあって、他チームがとりあえずクレームを出してみた、と言った感じではないでしょうか。
そして、マクラーレン側は念のため、白黒はっきりつけようとしたと。
基本的にはこのまま問題いなく、ゴーサインが出るのではないでしょうか。