ボスナー、来季は構想外か


J1清水は26日、千葉のオーストラリア人DFエディ・ボスナー(29)のアジア枠での獲得に向けて正式オファーを出した。クラブ幹部が明らかにした。
ボスナーは191センチ、88キロの大型センターバックヘラクレス(オランダ)から昨季に千葉に加入し、昨季はリーグ30試合2得点、今季は25試合に出場して1得点を挙げている。U―20豪代表。
清水は青山が右ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷で来季前半戦が絶望となり、手薄となったセンターバックの即戦力を補強ポイントの最優先としていた。J2に降格する千葉がボスナーを来季の構想外としていることから、オファーに踏み切ったもようだ。提示は単年契約とみられる。(静岡新聞
 この記事の文中には書かれていないですけど、タイトルでは「アジア枠で獲得目指す」と言われていますので、やはりアジア枠で起用できるところが大きいのかもしれませんね。
 あとジェフとの契約が切れる年で、移籍金もかからないだろうというところも、重要なんじゃないでしょうか。



 ボスナーに関しては、昨日も話した通りかなと。
 高さがあるのでリトリートへの意思が高かったミラー監督のサッカーには合っていたところがあると思うのだけど、江尻監督のサッカーにはちょっと不向きな部分があるんじゃないかと思います。


 共に闘った選手がチームから離れていくのは悲しい部分もありますけれども、選手がサッカーも含めてそのチームになるべくフィットすることが両者のためだと思いますし(ある程度実績のある選手に関しては特に)、それが難しいのであれば仕方のないときもあると思います。
 そして、無駄な決別をなるべく減らし最適なチーム運営をしていくためにも、明確で確実な方向性というのが必要になってくるわけですね。
 まずはその明確な方向性を決めて、その上で補強を考える。
 今後はそういったチーム運営を期待したいと思います。