天皇杯で岐阜に敗れる

 まず、熊谷まで行かれた方、お疲れ様でした。
 ジェフとしてはJ2との良い前哨戦にしたかったはずなのですが、逆に岐阜に自信を与えてしまう結果になってしまいました。
 こちらによると年俸総額が8000万円の岐阜は5000万円のJリーグからの借金を返せず、あと1勝でもらえる賞金2000万円が非常に貴重なものとなるとの話しです。
 やっぱりサッカーはお金ではないですよね。
 まぁ、でもこれで来季も決して楽観視していい状況ではないとわかっただけ、良かったのかもしれません。



 試合を見に行けなかったので詳しくは言えませんが、内容も非常に悪かったようです。
 降格が決まった直後で、メンタル的に厳しいところもあったのかもしれませんね。
 試合前に出来れば選手に楽しんでほしいと言ったのですが、そんな余裕もない状況なのかなぁと。


 そういえば、クロアチアサッカーニュースさんによるオシム監督のインタビューでボスニアチームに対して「プレーオフの戦いの後も人生は続き、様々なことが起こるんだと選手達には説明する必要がある」と話していますけど、同じようなことが言えるのかなと。
 強く「J1残留」を意識しすぎた結果、それに失敗した途端に気持ちが切れてしまう。
 しかし、その後にも選手の未来はあるわけで、成功を望みつつも、失敗する覚悟も必要だったということでしょうか。
 非常に難しい話ではあると思いますが。



 さて、次のFC東京戦までにどれだけ立て直せるのか。
 もう一度、チームをフレッシュな状況にして、残り試合を戦ってほしいところではありますが…。


 しかし、基本的には「残留」に向けて燃え尽きてしまったチームなのかもしれないし、あまり今年の残り試合に関しては期待しづらいという気持ちもあるのですよね…。
 基本、選手達はここまで良く頑張ってくれたと思っていますし。