アガシが禁止薬物使用を告白

 4大大会8勝を誇りキャリアグランドスラムも達成しているアンドレ・アガシが、11月に発売される自叙伝で興奮剤クリスタルメスの使用を告白。
 1990年代後半に使用していたという話しなのだそうですが、その時受けた薬物検査では陽性反応が出ていたものの「誤って飲んでしまった」と嘘の証言をしてたとのことです。
 ニュースソースはこちらなどで。


 確かに当時は荒れていたイメージもありますが、さすがにショッキングなニュースですね。
 しかもこの話し、大元は著者がtwitterで漏らしたものだそうで、出版前の宣伝とも取れなくないような…。



 2007年にはコカイン使用でヒンギスが2年間の出場停止という厳しい処分を受け、引退に追い込まれました。
 一方で今年に入ってからガスケがコカインを接種していたという検査結果が出たのですが、「クラブで出会った女性とキスをしその女性が薬物を使用していたため陽性反応が出た…」という証言が認められ、ツアー復帰を果たしています。
 もちろん薬物の使用ですからよろしいものではないのですが、そもそもコカインは使用してもプレーヤーとしての強化には繋がりにくく、ヒンギスの厳しい処分は適切ではないのではないかと一部ではいわれていました。



 このあたり検査や処分の方法なども含めて、ITFなどがどのように統率していくのか。
 アガシの件は当時表ざたにすらなっていなかったということもあって、対応力が問われることになりそうです。