将来性豊かな福元を残留させたい


各年代の代表を経て、07年のU―20W杯(カナダ)では主将を務めた。DF槙野、内田ら“調子乗り世代”と呼ばれたチームを束ね、16強入り。千葉でも統率力を発揮しつつある。「目標は日本一のディフェンダー。そうすればもっとサッカーが楽しくなる」。今、チームでは丸刈り頭が多いが、火付け役は福元。迫力ある姿で、最終ラインを守り続ける。(報知
 報知に福元の記事が出ています。
 「日本一のディフェンダー」という目標は、以前から福元が話していたこと。
 大きな目標ではありますが、ユース年代の頃からゆくゆくは日本代表のキャプテンといわれていた逸材ですから、決して的外れな話しではないと思います。
 吉田麻也や槙野など同世代が活躍するなか、福元も遅れを取らないよう頑張ってほしいと思います。



 J1残留争いに決着がつかない分、来季への準備が遅れてしまう可能性もあるジェフ。
 すでに他チームの来季への動向が報じられ始めていますが、ぜひとも福元に関してはどうにかしてジェフにとどめてほしいところです。


 福元は現段階でも十分な戦力となっているだけでなく、これからの伸び白も期待できる選手です。
 まだ若干22歳であるにもかかわらずDFとして重要な落ち着いたプレーが出来ているだけでなく、ときおり見せるロングフィードにもセンスを感じます。
 細かなプレーに関しては勉強しなければいけないところも多々あると思いますが、そのあたりの粗を取り除くためにも試合に出場できる可能性が高いジェフに残ってほしいところです。



 レンタル元の大分も来季どのような戦力で戦うかどうかわからない状況ですし、その他のチームからの獲得打診もあるかもしれませんが、本人のためにも落ち着いた環境を作ってあげるべきではないかと私は思います。
 07年までは大分一筋で頑張ってきた福元ですが、08年はG大阪、09年はジェフと少しバタバタしてしまいましたし、本人もこのチームを気に入ってくれているようです。
(最も以前から前向きな性格の選手ではありましたが。)
 ここはジェフ強化部の頑張りどころではないでしょうか。