クラッシュゲート 証人Xの証言

 テレメトリーのデータからも不可解なアクセルオンの問題が見つかり、故意のクラッシュであることはわかりました。
 しかし、チーム側、ドライバー側、どちらがこのアイディアを持ちかけたのか、についてははっきりしていないのではないか。
 このあたりに関しては、以前も話したと思います。


 しかし、どうも世界モータースポーツ評議会に証人Xと名乗るルノー上層部のスタッフが出席し、名前を公表しない代わりに全てを告白。
 そこで、今回のアイディアがフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズのものであったことを明かしたということのようですね。


 もっとも、シモンズはいまでもピケjr.からの提案であったことを主張しているのですが…。
 一方、公聴会に参加しなかった(これが刑を重くしたという話もあるようですが)、ブリアトーレ。
 クイーンズ・パーク・レンジャーズのオーナーでもあるわけですが、今回の件でプレミアリーグ側からも追放される可能性も出てきているとか。
 ブリアトーレはF1に復讐するため新シリーズを立ち上げるんじゃないかなんて言われていますが(FOTAFIAに対抗し新シリーズ設立を表明していた際もブリアトーレが主導だったこともあって。ただし現実的ではないだろうけど)、プレミアも早めに手を打った方がいいんじゃないかと私は思いますけどね。