「来年度以降の事業計画については相当に洗っている」


同チェアマンは「存続を第一に考えた。譲渡先が実績のない会社のため、来年度以降の事業計画の中身については相当に洗っている」と厳しく審査した末の承認であると強調した。また、「Jリーグ自身が金銭的な支援をすることはない」と明言。一方で、スポンサー獲得に乗り出すことや人的支援を行う考えを示した。関係者によると、5億4千万円のうち約2億4千万円はめどが立っているが、条件がクリアされずに退会となった場合、「下部リーグのJFLも地域リーグもあり、消滅するかどうかはクラブの判断だ」と話した。 (朝日) 
 東京Vの譲渡の話しですが、どうも事業計画はすでに東京VHDからJリーグへ提出されていて、そこからの計算で来期予算には「5億4千万円が必要」という判断が出たようですね。
 一方で事業計画が下がれば条件が下がる可能性もあるとか。


 このあたり難しい問題ですね。
 例えばジェフの場合、新練習場に移動すれば管理費は現在より上がるそうです。
 フクアリに移転した時も使用料は増えたということですし、東京Vも味スタだとか練習場(どこで活動するかはわからないけど)の使用料だけで結構な支出となる可能性がある。 
 だから、地方のクラブが安い運営費で回せているからと言って、東京Vが同じことをやれるわけではないということなんでしょうね。


 Jリーグからすれば、ここで甘えを与えることによって他の親会社が撤退してしまう可能性も考えたのかもしれませんが…。
(けど、考えてみれば新規参戦のFC岐阜には緩かったことを考えると、ちょっと厳しいような気もしますけどね。)


 すでに2億4千万円は目途が立っているということで、そこはうれしいニュースですね。
 どうにかうまくまとまってほしいと思います。