中後雅喜選手「課題はフィニッシュの部分」


中後雅喜選手
「課題はフィニッシュの部分。2点目を獲るチャンスはあったし、それを決めていれば勝てた試合だった。最後の失点はもったいなかったと思います。次戦までに詰めたいのは、やはりフィニッシュのところ。ラストパスもそうだし、それ以外のパスも、精度を上げられるように、これからやっていきたい」(J's GOAL
 確かに試合の序盤と、両者スタミナ切れで殴り合いになった試合終盤は、ボールをゴール前まで持ちこめていました。
 あのような展開になると、確かにラストパスの質の低さ。
 ラストパサー不在の問題を、大きく感じるようになります。


 ただ、この試合の大半はそこまでボールを前に持ち込むことができず、ラストパス以前の問題だったと思います。
 ようするに、いい形でラストパスを出せるような状況は、序盤と終盤以外は皆無でした。
 ラストパス以前の問題…だから当然シュート以前の問題。
 そんな試合が、ここ4試合続いていると思います。



 そういう話しが、今のところ選手や監督から出てくる機会が少ないというのは、少し残念…というか正直心配な部分です。
 細かな話しは聞けないにしても、トータルで見ていくと何となくチームのやりたいサッカー、チームとして修正していきたいポイントというのは、選手や監督のコメントからわかってきたりします。
 ようするに、それがチームの方向性を知るヒントとなってくるわけですが…。
 うーん。