江尻監督「水も飲ませません。最後まできっちり戦わせる」


江尻篤彦監督
「例えば今10人で戦っていて中後が倒れたと。あの中でやはり外に出て欲しくないんですよね。まあ、彼は出ていないと思うが。そうしたら2人少なくなってしまう。もう足が折れようが、頭から血を流そうが、鼻がもげようが、もう絶対に立っていろと。もうここはもう男の勝負やっていうことは、明日、選手にはきっちり言わないといけないかなと。もう我々はそんな1人抜けてエヘラエヘラ外で『はい、審判、入りますよ』なんて、そんなチームではないので。我々はもう外に出ることも許せませんのでね。水も飲ませません。最後まできっちり戦わせる。それだけです」(J's GOAL
 言い方はともかくとして、気持ちの部分を90分間強く保っていこうということですね。
 柏戦も今まで比べればしっかりと最後まで戦えていたと思うし、モチベーションの下がっていた選手達も戻ってきたと思うのですが、それが監督交代直後だからかどうなのかはわかりません。
 だから、モチベーションコントロールに関してはこれからが重要でしょうね。



 それとともに…。


「戦い方については本当に頑張ってくれたと思うが、この高いレベルのサッカーで勝負事ですから、頑張るだけでは今日のような勝点1しか取れないと。我々に求められているのは勝点1ではなくて勝点3だというように思っているので、やはり最後の5メートル、10メートルのラストパスの質、クロスの質。ディフェンスでは、やはりもう少し中盤でアグレッシブにボールを奪うというところを、もっとトレーニングをしなければいけないかなと思っています」
 90分間戦うのは当然として、チームとしてプラスアルファを作っていくこと。
 そこが出来てこないと勝ち点3は勝ちとれない、ということですね。


 大変なことですけど、頑張って作っていかなければいけない。
 それも、降格が迫っているのだから、出来るだけ早く…。
 新監督が就任したばかりですから急がせたくはないんですけど、チームの現実を考えるとやってもらうしかないんですよね。
 頑張ってほしいと思います。