ハンガリーGP決勝
前戦でレッドブルがブラウンGPの勢いを上回ったことがはっきりとし、マクラーレンやルノー(アロンソ)も少しずつ上向き傾向に。
下位争いでもフォース・インディアのスーティルが好調で、トロ・ロッソにもハンガリーでようやくニューマシンがあてがわれました。
混戦状態になり、いよいよ面白くなってきたF1だったのですが、ハンガリーの予選Q2でマッサが大クラッシュ。
走行中にブラウンGPのパーツを拾い上げ、それがヘルメットに当たり気絶。
そのままタイヤバリアーに突っ込むという非常に恐ろしいシーンでした。
一命は取り留めたそうなのですが、一時はどうなるかと思いました。
今期の復帰は難しいのではないかという話も出ているようですが、とりあえず最悪の展開にはならなくて本当によかった…。
そんな予選でしたので、その後はあまり落ち着いて見れなかったのですが、燃料を軽くしたアロンソがポール。
ベッテル、ウェバーと続く展開に。
抜けないハンガリーということでアロンソは予選一発にかけてきたということでしょうね。
4位はKERSを積んだハミルトン。
決勝ではそのハミルトンとライコネンがロケットスタート。
ここにきてKERSのメリットが発揮できるようになってきたようですね。
最終的にそのハミルトン、ライコネンが1位、2位でフィニッシュ。
KRESだけではないことを証明する結果になりました。
3位にはウェバーが。
ブラウンGPはバトンが8位フィニッシュで精いっぱいという内容でした。
ベッテルがマシントラブルでリタイア。
序盤はトップを走っていたアロンソもピットワークのミスでタイヤを脱輪しリタイアという残念な展開もありましたが、それでも面白いレースだったと思います。
ウェバーと3位を争っていたロズベルグもいいペースでしたし、何よりマクラーレン、フェラーリが結果を出したことにより、より明確に混戦状態に突入したと思います。
今後が非常に楽しみな展開になったのではないでしょうか。
フェラーリやマクラーレンなどは、今期のチャンピオンシップはすでに厳しい状態なので今季の開発を停止するなんて話もあるそうですが、ファンとしてはもう少し名門チームの追い上げが見たいところなんですけどね…。