実戦的な練習が少ないという指摘
いつも冷静な分析をされている赤沼圭子さんの神戸戦レポートなのですが、締めの部分で突っ込んだ話しをされていますね。
千葉はまたリーグ戦連勝を達成できず、15位へと一つ順位を下げた。ホームゲームでなかなか勝てないことに「気持ちの問題もあるのかもしれない」と深井は悔やんだ。だが、1週間に1日の非公開練習でしか本当の意味で対戦相手を想定した布陣&内容での練習をせず、フルサイズのピッチを使った練習も少なければ、カウンター攻撃に対する守備も細部の精度は上がりにくい。千葉がすぐコンスタントに結果を出すようになるのは難しく、J1残留争いから抜け出すにはまだ時間がかかりそうだ。(J's GOAL)
なかなかミラー監督になって練習を見にいく機会がないのですが、ちょこちょこ話しには聞いていましたし、試合前のウォームアップのメニューからも普段から実戦的な練習は少ないのかなぁ…と感じていました。
結局それもあって、臨機応変な対応が出来ていないのかなぁ…と。
なぜトレーニングマッチだとか実戦的な練習メニューが重要なのかを考えると、いくら組織を形成するような練習をしたり細かな微調整を練習で行ったとしても、実戦になれば刻一刻と状況が変わっていくため、それに対する対応能力というのは実戦(または実戦に近い練習)の中から学んでいくしかない…ということでしょう。
赤沼さんはカウンターの場面での話しをされていますが、それ以外の部分でも実戦的な練習の重要性というのは非常に高いものがあると思います。
しかし、このあたりの指摘に関しては、ミラー監督が就任してからずっと言われていたことだと思います。
オシム監督が実戦的な練習をとても大事にしていた監督さんでしたしね…。
そういったこともあって、今回指摘された内容に関しては、さほど驚きはありませんでした。
けれど、賢明な赤沼さんがこのタイミングで取り上げているということは、それほど状況が良くないと考えられたのでしょうか。
それとも、もしかしたら内部からもそういった話しが出ている?
(ちょっと文章の持って行き方が、強引な感じもしますしね…。)
まぁともかく、ミラー監督の下でまとまってやっていくしかないわけで、今はしっかりと周りがサポートして一致団結していくしかないですね(問題を指摘しあうのはとても重要なことだと思いますので、そこは一致団結とは別問題だと思います。念のため)。
練習方法が変わっていくかどうかはわかりませんけど、基本的にはミラー監督の考えに周りがあわせていくしかないのではないかと思います。