ドイツGP、勢力図交代が明白に

 先週末に行われたドイツGP。
 なかなか面白いレースになったんじゃないかと思います。



 ポールポジションは雨がらみの予選を制したウェバー。
 4位ベッテルとの燃料等裁量はほとんど同じだったようなので、実力での勝利でした。
 2-3位にブラウン勢がつけて、5-6位にマシンを改良してきたマクラーレン勢といった形でした。


 そうなると、面白いのがスタート。
 純粋にマシンが早い上位4チームに対して、マクラーレン勢はKERSを搭載しているから伸びがいい。
 実際のレースでは大外から加速の良いハミルトンがトップを狙うような展開でした。
 ただし、オーバースピードで行き過ぎてしまったわけですが(笑)
 しかし、そのせいか上位陣も混乱。
 スタート直後にウェバーがバリチェロにヒットして、その後ペナルティを受けてしまいました。


 しかし、それでもウェバーは速かった。
 バリチェロが給油機のトラブルで失速したこともありましたけど、それがなくてもどうだったか。
 結局レースはレッドブルの1-2でしたし、現状のマシンではレッドブルの方が上なのでしょう。
 ブラウンも3ストップで燃料を軽くしたから予選で上位にいけたのでしょうが、同条件だったらどうだったか。
 3位にはマッサが滑り込んだわけですし、予選で速かったマクラーレンも含めて、ようやく面白い展開になってきました。



 しかし、バトン、もう少し頑張れなかったんでしょうか。
 やはり速いマシンでは安定した走りを見せられるけど、マシンが遅いとあまり良くないですね。
 シューマッハアロンソのような遅いマシンでもねじ伏せて上位に喰らい付いていき、1つでも多くポイントを奪おうといった感じはあまりしませんでした。
 それではチャンピオンというのはなかなか難しいのかなぁと思います。



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