来期のJリーグ閉幕が真冬までずれ込む?


来年のJリーグ閉幕が年末まで、ずれ込むことが25日、分かった。例年12月上旬に最終節が行われているが、10年に関しては、11年1月7〜29日に開催されることが決まっているアジア杯(カタール)の日程を考慮し、アジア杯直前の年末までリーグ戦を継続する。
Jリーグ幹部は「シーズンオフはアジア杯後というのが基本的な考え」と説明。今後、リーグ戦の日程調整を行うが、天皇杯との兼ね合いで、アジア杯後に数試合を残す可能性もある。その場合、リーグ戦は年をまたぐため「10―11年シーズン」となる。オフ期間が例年とずれるため、11年の開幕も例年(3月上旬)より遅れることになる。(報知
 どこまでずれ込むのか正式に日程が発表されなければわかりませんけど、もしも1月下旬に行われるアジア杯以降もJリーグをやるとなったら大事ですよね。
 雪国のチームはどうなることか…。
 


 気になるのが、なぜそこまでしてアジア杯にあわせるのか?というところですね。
 07年の夏にアジア杯なんて直前までJリーグの試合を組まれていて、3,4日の準備期間のみで開幕を迎えることになりました。
 ようするに、当時のJFA及びJリーグ機構はアジア杯をかなり軽視していたはずなのです。


 なのに、今回はJリーグ全体の日程変更と、非常に大掛かりな対応をしている。
 Jリーグの日程を変更するということは、すなわち日本サッカー界の日程をずらすことにも関わるわけです。
 まぁ、確かに07年のアジア杯で結果が出なかったことにより、日本代表は批判の的に晒されてしまいました。
 しかし、それにしたって、「急に気合を入れすぎなんじゃないの?」と思ってしまいます。
 


 そう考えていくと、秋春開催のテストなのではないか…とつい勘ぐってしまいます。
 あるいは、テストではなく少しずつ日程をずらしていって、秋春開催に近づけていくとか(笑)
 記事にもあるように来年の閉幕が大幅にずれ込めば、再来年のスタートは当然遅くなるわけですから、日程を戻すとなるとこれまた一苦労だと思いますしね。