U-21なら参加数削減も?


国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は13日、国際サッカー連盟(FIFA)が夏季五輪でサッカー男子の年齢制限を23歳以下から21歳以下に引き下げた場合、2012年ロンドン五輪で参加チーム数を削減する意向を明らかにした。
ロゲ会長は「年齢制限を引き下げたら試合の質が劣ってしまう」と懸念。削減数は現行の16から12の見通しで、競技から除外の可能性もある。FIFAは先の理事会で年齢制限の改正案について先送りしている。
既にFIFAのブラッター会長に「現行のシステムが望ましいと伝えた」と話すロゲ会長は、今月のコンフェデレーションズカップ後に「賢明な解決」を求めて連絡を取り、早期回答を迫るという。(報知
 まぁ、駆け引きでしょうね。
 IOCからすれば人気スポーツのサッカーですから、なるべく年齢は高い選手に出てもらって、エンターテイメントとしての質を維持して欲しいんでしょう。
 FIFA側としては選手の過密日程もあるから、五輪の年齢層を低くして出場機会の少ない選手を出しておきたい。


 出場年齢を下げたらサッカーが五輪から外されるんじゃないかという話しもあったくらいなのに、まだチーム数削減レベルで話しが留まっているのはやっぱりIOCがサッカーを逃したくないという気持ちがあるからなんでしょうか(笑)
 さて、とはいえ駆け引きもダラダラと続けていては、競技の方に問題が出てしまうかもしれませんし、いつかは決定しなければいけないはずですが…。