2010年のエントリーリストを発表
昨日、FIAより2010年のF1エントリーリストが正式に発表になりました。
フェラーリ、ウィリアムズ、レッドブル、トロ・ロッソ、フォース・インディア、新チームのチームUSF1、カンポス・グランプリ、マナー・グランプリに加え、条件付きでエントリーを出したマクラーレン、BMWザウバー、ルノー、トヨタ、ブラウンGPと…。
あれ、フェラーリは条件付きじゃなくて、マクラーレンは条件付きなんですね。
チーム側の言い分だとフェラーリ、レッドブル、トロ・ロッソは条件付き提出をしたが、FIAが勝手に正式エントリーにしたとのことなんだそうですが。
意外なところではプロドライブが脱落。
ただ、考えて見ればプロドライブは、08年にもF1参戦権を得ていたのにもかかわらず途中で断念。
マクラーレンから購入予定だったカスタマーシャシーが他チームからの反発に合い難しい状況になったという逆風はありましたけど、これが今回の落選に繋がったのかなぁと。
一方、選出された方で驚かれているのが、マノー・グランプリ。
F3などで活躍していたチームで、テクニカルディレクターとしてあのニック・ワースが加わるとのこと。
ニック・ワースはマーチ、レイトンハウス、シムテックなどで活躍し、96年にはベネトンに加入してトリプルクラッチなど革新的なアイディアを導入するも不発に終わり、99年を最後にF1を去っていました。
本当に久々のF1復帰となるわけですね。
今回発表となったわけですが、一部チームはエントリーを提出した際に出した条件をFIAが未だに満たしていないと反発しています。
まぁ、ただエントリー締め切りの際も「F1分裂か?」と騒がれ、今回の発表に際しても「FOTAのメンバーは外されるのではないか」と欧州メディアは煽りに煽りチームも騒げるだけ騒いでいるところがありますので、ファンとしては今後も静観していくのが一番かなぁと思います。