巻の「90分間戦い抜く」スタイル


しかし私は、3月の試合に選出されなかった2人のFWを「6月シリーズ」の切り札として挙げたい。広島の佐藤寿人と、千葉の巻誠一郎だ。ともに昨年までは日本代表に常時名を連ねていた。
(中略)
巻は、下位に低迷する千葉のなかで、これまでに挙げた得点は2点に過ぎないが、5月9日の広島戦でのプレーを見て「十分に日本代表で貢献できる」と感じた。
決勝点となった1点は、左CKに対してファーポストに回り込み、ゴールに向かって突っ込みながらダイビングヘッドで決めたもの。184センチ、81キロの体格と闘志を武器に、ヘディングの競り合いは非常に強い。相手DF2人にマークされても何とかボールの落下点に入り、味方につなげるプレーができるFWは、ここ数試合の日本代表にはいなかっただけに、頼りになる存在だ。
そして何よりも、「90分間戦い抜く」巻のスタイルは、とくにアウェーのウズベキスタン戦、オーストラリア戦で多いに役に立つはずだ。(日経
 大住さんのコラムです。
 巻の良さを評価してもらえる人がいるというのは嬉しい話しですね。


 巻の戦う姿勢が、トルシエ監督時代の頃の中山や秋田のように目立たなくても途中からでもチームに貢献できるような形になれば…と私なんかは思うのですが。
 岡田監督も「巻“は”頑張っている」と何度か言ってくれているようなので(笑)、巻の良さはわかってくれていると思うんですけどね。


 そうなのであれば、あとは巻次第となるのでしょうか?
 代表レベルになると世論を味方につけるというのも重要だと思いますので(本来はそうじゃないけないのかも知れないですけど)、頑張って結果を出して呼ばざるをえないような状況を作りたいですね。
 そのためにも、まずはジェフが頑張らないと…。