たった一人の暴走のために失うもの

 試合もあって取り上げるのが遅れてしまいましたが、ゴール裏でジェフサポが小学生を蹴るという何とも残念な、恥ずかしい事実が明らかになってしまいましたね。
 本日になって報知などに取り上げられていますが。
(報知では情報0件、日刊では目撃情報5件となってるのはなぜでしょ…?)


 臨海時代に友人が「ゴール裏で応援していたら、後ろの人にビールをかけられてもう行きたくなくなった」なんて話していたことがありました。
 今回のケースは言うまでもなく、それよりももっとひどい。
 小学生が大人に蹴られたっていうのだから、もうその人は一生サッカーを見には来ないかもしれない。
 1人が来なければ、周りにだって影響は出てくる。
 私が友人に話を聞いたように、その小学生もいろんな人にこの話しを伝えるかもしれない。
 こうやって話題になれば、被害者の方に関係のない人だって悪いイメージを受ける。
 「サッカースタジアムに行って立たなければ蹴られるんだ」、「サッカースタジアムは怖いところなんだ」という風評が広まるかもしれない。
 1人の暴走のために、ジェフは…いや、サッカー界全体が多くのファンを失うきっかけが出来てしまうということになります。



 ともかく、加害者の方にはきちんと名乗りをあげ、しかるべき対応をとっていただきたいと思います。
 それが「ジェフのために」つながる、最低限の処置となるはずですからね。
 そして、出来ることなら、被害者の方にはこれに懲りずに、ジェフを応援して欲しいなぁ…と思うのですが。
 そのためにも、加害者が名乗り出て、しっかりと頭を下げることが、一番だと思うのです。