本当に守備は安定している?


サッカーJリーグ1部(J1)は第5節を終え、史上初の3連覇を目指す鹿島が首位に立った。初昇格の山形が2位、昨季はJ2降格危機にあった新潟が3位につける健闘を見せる中、柏、千葉、磐田の3クラブが白星ゼロと苦戦している。過去には開幕5戦未勝利のクラブが優勝した例もあるが、今季から下位3クラブはJ2に自動降格。厳しいシーズンを乗り切るため、早めの巻き返しが求められる。
(中略)
千葉も開幕から11試合勝てなかった昨季同様、苦しいスタート。守備は安定しているものの、ここまで計3得点の攻撃陣に強さが見られない。
特に先制後に追いつかれた1−1の試合が、ナビスコ杯を含めて4度。ミラー監督は「全員が2点目を取るため、さらに5%ずつ出すことが必要」と注文をつける。喫緊の課題はロングボールをFW巻に預ける単調な攻撃からの脱却。巻は「我慢してやり続けるしかない」と訴えるが、新居や深井らFW陣の奮起がなければ、上位進出は見えてこない。(産経
 多くの記事に「守備は安定しているが…」って書かれてて、さすがにもう限界(笑)
 本当に守備が安定しているのであれば、ここまで苦労しないですよね。


 ここまでジェフはナビスコカップを含めて無失点試合なし。
 リーグ戦における9失点は、下から数えて4位タイ。
 下から3番目で10失点の広島さんは失点をそこまで気にせず、点を取られたらその分取り替えそうっていうサッカーやっているわけですから(実際13得点しているし)、単純に比べてはいけないでしょうしね。

 
 まぁ、攻撃の方が深刻なのは確かなのかもしれないですけど、それと守備の安定は別問題ですし。
 ある記事には「守備陣はメンバーを固定しているから安定している」なんて書かれ方もされていたんですけど、メンバーを固定化すれば安定するっていうのなら監督は要らないですよね。
 それに守備っていうのは、中盤やFWも含めて構築していくものですから。




 それに何より私はある程度攻撃を捨てて守備の構築を図ったのが、開幕からの一ヶ月間だったと思っているので、攻撃陣だけを責めるのはちょっと酷でしょう。
 守備と同様に、攻撃も守備陣からスタートするのが現代サッカーだと思っていますし、FWの奮起だけですべてが解決するものでもないと思います。


 ということで、攻守においてやることはまだまだたくさんあります。
 1つ1つ問題を解決していきたいですね。