チャンピオンは優勝回数で決定
今シーズンからF1チャンピオンはポイントではなく優勝回数で決めることとなりました。
ソースはこちらなどで。
現行のポイント制度である10-8-6-5-4-3-2-1では2位と1位の差が少なく、2位のドライバーがリスクを負ってまで優勝を狙わないという問題があるといわれています。
そこでチーム連合のFOTAは12-9-7-5-4-3-2-1の新ポイント制を提案。
1位と2位の差が1ポイント増え、3位と4位の差が1ポイント増える計算となります。
バーニー・エクレストンもこれには乗り気と言われていましたが、このポイント制に問題がないとも言い切れないのでしょう。
1つは新ポイント制でも、1位と2位の差は3ポイントだということ。
90年代のほとんどは10-6-4-3-2-1と4ポイントの差あったわけで(詳しくはWikipediaにて)、現行の2ポイント差とは1ポイントしかないわけで、大きな改善とはならないかもしれない。
もう1つはポイントのインフレというのも考えられるんじゃないでしょうか。
1位が12ポイントとなれば、F1史上もっとも大きなポイントとなります。
そうなると、生涯最多ポイントのレコードなどもすぐに塗り替えされてしまうかもしれない。
そういった記録をどう評価するのか…というところですね。
たかが記録とはいえ、歴史のあるF1ですし。
優勝回数ならそういったポイントの問題はないし、なによりも視聴者にとって解り易いということなのでしょう。
これによって、今までの戦略も大きく変わることになるのではないでしょうか。
しかし、開幕まであと一週間で決まるとは、ゆっくりですねぇ(笑)
日本なら大騒ぎになってるところなんじゃないでしょうか。
明日は更新お休みの予定です。