Wiiウェア専売の“FF”を購入

 『Wii』奮闘記その3。
 その2はこちら
 いい加減そろそろ『マリオギャラクシー』にも少しずつ飽きてきて(初めはいいんだけどワンパターンなんだもん)、次のソフトに行こうかと思っていました。
 しかし、あまり「これぞ」というソフトがなく、悩んでいたところです。


 ということで、Wi-fiWiiをつなぎ、ソフトをダウンロードしました。
 私は市販のものを買ってつないだのですが設定が面倒だったりするので、手軽にやりたい人は公式に出ているUSBコネクタの方がいいかもしれませんね。
ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ

B000BX7YRI


 あるいは、有線アダプタとかでしょうか。



 で、何をやろうか色々と悩みました。
 『くにおくんシリーズ』、『ジョイメカファイト』、『ロックマンシリーズ』、『スーパーマリオRPG』…。
 連れは『テトリス』だとか『Dr. MARIO』だとかパズルゲームがいいという話しをしていましたけど、「それはwiiじゃなくても良くない?」と何とか話をつけたりして(笑)



 で、話しがまとまったのが、『小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』。
 Wiiウェアのみで販売されているゲームです。
 『ファイナルファンタジー』という名前の付いたゲームですが、このゲームはなんと一般的なRPGではなく戦闘画面もない。
 ジャンルとしては「国作りシミュレーションゲーム」といった感じです。


 主人公は幼い王様で、国のために魔法で「建物」を作ります。
 そのために「精霊力」というものが必要で、「精霊力」を集めるにはダンジョンを攻略しなければならない。
 しかし、自分でダンジョンを攻略するのではなく国民の中から「冒険者」を集い、「冒険者」には報酬として賃金を与えることになります。
 その賃金のために、税金を徴収することに。
 税金を受け取るには国民の「幸福度」が重要で、パン屋などの「建物」を作り出したり、直接国民に話しかけたりすることで「幸福度」をためていく…というのが基本的なシステムです。


 もちろんその「冒険者」を育てることもでき、途中からジョブチェンジができたり、武器を開発したり、特定の能力をアップさせたり(ドラクエでいう「ちからのたね」みたいな感じ)といった感じで、国を作りながら「冒険者」も育てていくといった楽しみがあります。



 『マリオギャラクシー』がせわしない感じだったので、ゆっくりやるにはいいゲームだと思います。
 世界観もかなりのんびりとした感じですしね。
 シミュレーションゲームですから、好みは分かれるでしょうけど。
 従来のFFを望んで購入したら失敗するでしょうが、個人的にはFFのスタッフがいい方向で今までの型を破ったという点はもっと評価されるべきではないかと思います。
 値段も1500円と手ごろでその分ボリュームや派手なアクション(ムービー)などは少ないようにも感じますけど(というかWiiウェアでの販売なので元々ソフトの容量が制限されている)、これはそういうものだろうと割り切って購入したので変なガッカリ感はないです。
(どうでもいいけど任天堂ファンの多いWiiじゃなく、PSPあたりで出せばもっと話題に上ってたんじゃないかな。)

 
 従来のRPGをやっても村人全員に声をかけて、その背景などを想像しながら進めていっちゃうようなタイプの人におススメかと思います。
 ってか、そんなの私だけ?(笑)