オシム監督がライバルになってもミラー監督がいるじゃないか
まぁ、一応取り上げておきますか…といった感じですけど。
某掲示板では「オシム信者」の称号を頂いた私ですし(笑)
そうかなぁ、だって代表ファン?は勘違いしているかもしれないけど、ジェフでははっきりと成果(結果だけでなく内容でも)を出している監督なわけで。
成功例を元にして考えるのは、常套手段ですよね。
少なくとも、その組織がその方向性を継続している間は。
それに、オシム監督にもチクチク批判はしていたんですけどねぇ。
特にアジアカップの戦い方とかはね。
「アマル信者」と呼ばれるのなら否定はできない(笑)
大きな成果は出なかったわけですしね(それでも育成面での成果は出てるんだけど)。
とはいえ、アマル監督に関しても「オシム監督のロジックをベースにはしているけれど、まだ若く未熟なところがある監督」というのが私の中での評価なんですけどね。
で、オシム監督復活の話しですが。
前にも言ったように、オシム監督の復帰条件が完全回復で、完全回復が麻痺の回復を意味しているのならば復帰はほぼ絶望的でしょうね。
麻痺以外の心臓病だとか、脳梗塞の再発の完全回復っていうのは、もっと曖昧な難しい部分となるはずです。
曖昧というか、再発の可能性が高く危険性が高い(もっとも心臓に関しては以前から悪かったわけだけど)。
そう考えると、難しいと思いますけどね。
まぁ、それでもオシム監督がやるんだって言うのなら、たぶん止められはしないのだろうけど(笑)
個人的にはオシム監督がライバルチームの監督として就任しても、今はなんとも言えないですね。
そうなったらなったで悔しい思いだとか、残念な思いは出てくるでしょうけれども、それでもシーズン中に監督を奪われた時の混乱に比べれば大しとはことはないでしょう(笑)
体調が万全ならばオシム監督にも現場に復帰してチームを選ぶ権利はあるわけで、それが例えジェフのライバルチームでも仕方がないのではないかと。
代表に行ってしまった時も初めは信じていたのだけれど、正直に言えば残念な気持ちもあったわけで。
(コメントを受けて若干訂正させてもらいました。)
そのときの気持ちに比べれば…ね。
確かに直接対決は心中穏やかではないでしょうけどねぇ。
試合じゃなくても、順位などの争いにしてもいちいち気にしてしまうかも(笑)
だけど、もし現場復帰となればそれはジェフの恩人であるオシム監督にとっても素晴らしいことだし、どんな形であれ日本に残ってくれるのであれば日本サッカー界にとってはいい方向に進むんじゃないかと思います。
海外で復帰したとなれば、それはそれで残念な気持ちもあるし(笑)
まぁ、そのあたりもひっくるめて複雑な気持ちになるんでしょうが。
それになによりも、今の我々にはミラー監督がいる。
それで十分でしょう。
オシム監督とはやり方も違うし、戦術面でも大きな差がある。
けれどだからダメというわけでなく、これも1つのサッカーなわけで。
そういったいろんな監督を経験していく中で、ぶれないジェフのサッカーというものを築き上げていかなければならない。
それは簡単ではないかもしれないけれど、いつかは監督というのは変わるのだから、逃げていてはいけないんですよね。
(アマル監督の時代のジェフなんかはイビチャの影を追って、現実から逃げ続けていましたけどね。)
それにミラー監督も面白いサッカー、選手達が走るサッカー、そしてパスをつなぐサッカーを展開してくれています。
それを今も継続できているんだから、もうそれはジェフの成果の1つといってもいいのかもしれない。
それらのベースを作り上げる段階で多大なる貢献をしてくれたのが、オシム監督だと言えるのかもしれないですけどね。
オシム監督はそういったサッカーをやってジェフを成功に導いてくれたわけで、その成功例のイメージというものは例え選手が移籍してもコーチ陣やスタッフの中に残るものだと思いますし。
そうやって、例え人が離れたり紆余曲折がありながらも、少しずつ成長していくしかないんですよね。
…ということで、もし復帰するのであれば、しっかりとしたビジョンと運営能力を持ったクラブ(あえて曖昧)で復帰して欲しいなぁと思います(笑)
そうじゃなければ、納得できないという声も多く出るかもしれませんね。