G大阪戦は今後の目安となる試合
数字で言えば、今日の試合から折り返し。
シーズンの後半戦が始まることになります。
ここが折り返し地点だっていうのに、中3日で試合が行われるわけですね。
本当ならもう少しゆっくりシーズン前半を振り返りたいのに、過密日程はそれすら許してくれないようです(笑)
7月21日が海の日で祝日なので、こんな日程になったんでしょうね。
18節は20日、21日の2日に渡って試合が組めるから、17節は水曜、木曜に試合を入れられる。
2日に渡って試合を組めれば、テレビの放映関係でメリットがあるということなんでしょう。
けれど、やってる方はたまったもんじゃないですよね。
こんな暑い中で…。
そんなわけで日程が厳しい中でどんなメンバーで戦うのか、というのがやっぱり気になりますね。
特に前線の巻とレイナウドでは大きくタイプが違うため、どちらを使うかで攻撃方法も大きく変わってくると思います。
新潟戦は相手が動けていなかったので前線でタメを作るタイプがいなくても戦えましたが、今日の相手はG大阪ですからね。
まぁ、相手が積極的に前に出てきてくれればスペースが出来て、タメを作るタイプがいなくても大丈夫かもしれませんが…。
前節まずまずのパフォーマンスを見せた益山も、トップでの連戦というのは体力的に厳しいかもしれません。
このあたりは慣れの問題もありますし、本来ならスタメンを変えたくなくても変えざるをえない可能性もあるかもしれません。
また、私も期待している根本なのですが、ボールの質は高いのですけど守備に関してはまだ心配な面もあると思います。
連係が整えばもう少し良くなると思いますし、練習試合でもサイドバックを押し上げて自分がDFラインに入るプレーなどを見せており「あぁこれが本来のサイドプレーヤーのプレーだよなぁ。さすが本職!」なんて思っていたんですけどね(笑)
ずっと本職のサイドプレーヤーがいなかったですからね。
このあたりの選手起用で、ある程度ミラー監督の狙いが見えてくるかもしれません。
ホームだし攻撃的にいくのか、それとも相手が強豪で日程も厳しいから守備的に行くのか。
どうせ観るなら攻撃的なサッカーを観たいところではありますが、相手の実力や今後の残留争いを見据えていくと守備的なサッカーで引き分けを狙うというのも一考かもしれません。
もちろん勝ちたいし勝つにこしたことはないけれど、闇雲に戦って大敗しては次に響く恐れもあります。
遠藤が残念ながら不在とはいえ、二川もいるしルーカスもいる。
前線の山崎もジェフの苦手そうな選手(笑)
そうやって考えていくと、やはり厳しい相手ですからね。
もしかしたら、この試合は1つの目安になるのかもしれません。
手強い相手にどのように戦っていけばいいのか…。
FC東京戦は相手も良かったし上位チームとの試合だったけれど、人数が1人多い状況なのにもかかわらず前に行かずに失敗しました。
新潟は中位のチームですが、前から積極的に行く姿勢を見せてある程度の成功を収めました。
しかし、ミラー監督がFC東京戦の失敗を教訓としてなるべくアグレッシブに前に行くことを決めたのか、それとも相手の出来の問題もあって前に行けた状況だったのか、あの試合だけではよくわかりません。
今回は明らかに順位が上。コンディションは分りませんが、実力は上でしょう。
そういった上位相手にどのような戦い方をするのかが、残留争いを見据えると非常に重要です。
なにせ、直接のライバルに勝ちにいくしかないんですからね。
そう考えていくと結果はどうなるかわかりませんが、この試合が今後、強いチームと戦っていくときの目安となるのではないでしょうか。
個人的には相手にかかわらずあまり退かずに前に行くことが今のチームにとっては必要なのではないかと思いますが、ミラー監督はどう考えているのでしょう…。
確かにG大阪は一時期のジェフのように退かれた相手に弱い…という意見もあるにはあるんですけどね。