EURO2008 ロシア、スペインに敗れる
ヒディングというのは、典型的なモチベーター・セレクター型の監督なのかな?なんて考えながら見ていました。
オーストラリアや監督でもやった短期集中型の合宿を行い、そこで戦術のベースを教え込む。
セレクタータイプだから、短い時間の合宿だけでもある程度の形にしてしまう。
オーストラリアでも韓国でも指導期間は短かったのに、W杯ではいいサッカーが出来てしまうのも、そのあたりなのかなと…。
戦術家・トレーナータイプではそうはいかないでしょう。
じっくりチームを作って戦術を洗練させるから、チーム作りに時間がかかる。
今いる選手をセレクトしていくのではなく、選手を育てていくからすぐには形が出来てこない。
ジェフで言えば、前者はクゼ監督、後者はオシム親子かな?
でも、ジェフはセレクトするほど選手がいないから、後者の監督が望ましいということになるわけですが。
しかし、この試合を制したのはスペインのアラゴネス監督でした。
ロシアは明らかにオランダ戦と比べて、運動量が少なかった。
かなり消耗していたのではないかと思います。
けれど、それ以上にスペインが良かったんじゃないかと私は思います。
スペインはかなりロシアを研究していて、アルシャビンはもちろん左サイドのズリアノフにも仕事をさせませんでした。
ロシアの守備陣も最後のところではやられずがんばっていましたが、あそこまでスペインに長い時間押し込まれてはね…。
いつかはやられても仕方がない状況だったと思います。
これで決勝はスペイン対ドイツ。
さてさてどうなるかな…。
明日は更新お休みの予定。