成長を感じる巻のプレー


やはり、背水のエースは期待を裏切った。FW高原直泰(28)は、岡田監督の「構想外」とも取れる2戦連続の先発落ちの屈辱を晴らすことはできなかった。後半18分から投入されたが、名誉ばん回のシュートすら打てない状態。登場は、耳をつんざく大歓声に迎えられたが、4分後には埼玉スタジアムに大量のため息がはき出された。(ヌポニチ
 あれ…?「これはまた巻だけが異様に叩かれる展開!」と期待(違う)していたのに、叩かれてたのは高原でした。
 マスコミの叩く相手が巻から高原に移ったのかな?
 まぁ、FWなら誰でもいい…というか、一番叩きやすいのがFWなんでしょうけどね。


 しかし、岡田監督は高原をどうするんでしょうね。
 本調子に戻ってくれれば戦力になるのは言うまでもないですが、問題はいつ本調子に戻れるのか…。
 しかもコンディションだけならまだしも、連係もなかなかうまくいっていないように感じます。
 というか、高原はやっぱり1トップ気味では活きませんね。







 そして、巻ですが結果は出なかったですけど、コンディションは良くなっていますね。
 また、この試合では巻が成長していることを感じさせてくれました。


 以前から評価の高かったフリーランニングの質はもちろんですが、ポストプレーの時の足元での短いパスの技術も上がっていますし、DFの裏を突くプレーも質が高くなり回数も増えています。
 ここ1年でいろんなタイプの違う監督とやってきたことで、巻自身の引き出しが増え、プレーの幅が広がった(というか広げざるをえなかった?)のかもしれませんね。


 動きはだいぶ違いますけど、もしかしたらハースのようにチャンスメイクの出来るFWになっていく可能性もあるのかもしれませんね。
 もう少し直接ゴールに関連するプレーの質を上げていってほしいのは、確かですが巻の将来に可能性を感じるようになってきました。
 前にも言いましたが中山や岡野など、年齢を重ねてから上手くなっていく選手もいるんですからね。