高木和「人に行くところは行って頭を使いながらやりたい」
これは合宿初日後のコメント。
高木和道選手(清水)
「新しい戦術なので難しいです。エスパルスはゾーンでやることが多いので、それに慣れてしまっているところがある。人に行くところは行って、頭を使いながらやりたいと思います」
(J's GOAL)
岡田監督が“オレ流宣言”をされたので、この合宿からは徹底的にゾーンディフェンスを叩き込むのかと思ったのですが、少なくとも1日目は予想とは違ったようです。
2日目に関してはスポーツ紙が「守備が変った!」と今日の紙面で煽っていますけど、文章を読む限りではゾーンに移行したのかどうかわかりにくいですね。
ゾーンでもマンマークでもありえる話しを持ってきて、「変った」「変った」と言われてもね…。
約束事が増えたからといって、ゾーンになったとは限りませんし。
ところでジェフもゾーンディフェンスになったと言われていますが、マンマークの意識は未だに高めですね。
これに関して、「昨年までの癖が残っているからだ」と分析されていることが多いようですけど、果たしてそうでしょうか?
私はクゼ監督がそういった指導をしているのではないかと思うのですが。
1つには、未だにマンマークの意識が強いということ。
既にチームが発足してから数ヶ月が経っているるのにマンマークの意識が強いのは、いくらなんでも昨年までの癖では済ませられないのではないかと。
昨年までの癖って言ったって、DFラインで昨シーズンジェフにいたのは斉藤だけですしね(笑)
もう1つは、ボスナーをリベロとした3バックも併用していること。
「3バックならマンマーク」と言うわけではないけれど、3バックの場合はオールコートのマンマークに近い感じになっていました。
それらを総合的に考えると、クゼ監督もゾーンだけど結構マンマークの意識も強いサッカーを今のところやっていると思います。
どちらが良いとかいう話しではないですけどね。