五輪代表のメンバー選考

　アンゴラ戦で五輪代表についても色々気なったことがあったのに、岡田監督が急にオーバラップしてきてマークを外してしまった感じです（笑）
　ちなみに遊びでサッカーなんかやるときは、結構右サイドに張ります。
　すんごい下手ですけど…。

　まず、やはりこのチームは層が厚いな、と感じました。
　特に守備陣。
　青山直晃、伊野波、水本に加えて、真ん中も出来そうな森重、左SB田中裕介もいるし、ボランチの細貝も出来る。
　レギュラーとなる選手はともかくとしても、五輪代表は18人しか枠がないのだからサブの選手が複数のポジションをこなせるのは非常に重要なことだと思います。

　そういった意味でアンゴラ戦で素晴らしい活躍を見せた長友は、左右のポジションが出来て守備も出来るわけだし内容も良かったし、大きくアピールしたことになるんじゃないでしょうか。
　また、アンゴラ戦では梅崎もいい動きをしていたと思います。
　しかし、攻撃的MFは競争が激しい。
　柏木、梶山に加え、家長も間に合うかもしれないし、本田圭、水野もいる。
　OAがここに入ってる可能性もあるし、誰が呼ばれるかは最後までわからない状況になるのではないかと思います。

　一方、FWの1人はやはり李で固定。
　もう1枠を誰かが争うことになるのではないかと思います。
　豊田をここで起用したということは、やはり長身ポストタイプのFWを呼びたいのでしょうか。
　アンゴラ戦でもやはりサイドからの崩しが多かったですしね。
　そうなると、巻の可能性も…（笑）
　平山もまだ可能性はあるんでしょうけど、ポストプレーヤーではないと思うし。

　今後はボランチをどうするのかが、一番悩むところかもしれませんね。
　今までは本田拓也の1ボランチで梶山（柏木）を前目に置く布陣で戦ってきましたが、青山敏と細貝のコンビもかなりいい感じです。
　どうも反町監督は、青山と細貝をセットで考えているところがあるように思います。
　

　けれども、この2人をセットで（あるいはどちらかにOAを使うにしても）ダブルボランチにすれば、反町監督が期待している梶山はボランチでは使えないし、梶山をここで使うなら自ずと縦の関係というか前目に梶山を使わざるを得ないだろうし…。
　もちろんダブルボランチの前に梶山を置くのであれば、悩むことはないでしょう。
　けれども攻撃的MFで使うのであれば、このチームにはもっとフィットしている選手もいるようにも思います。

　OAに関しては反町監督はまだは考えていないというようなことを言っているけれど、たぶん頭の中には色々と構想があるんだと思います。
　この人もいろいろとロジカルに考えるタイプですもんね（笑）
　

　ただ、もしOAで呼ぶ選手が6月以降しか合流できないのであれば、いっそ連係を考えて呼ばない…なんて選択肢もあるのかな、なんて思ってきました。
　もちろん戦力的にはかなり厳しくなりますし、私は呼んだ方がいいのではないかと思いますけど。