気持ちよい試合を見せてくれた北京五輪代表
アンゴラのコンディション不良は差し引いて考えなければいけないと思いますが、思ったよりいい試合が出来ましたね。
何よりもフル代表のバーレーン戦と比べると気持ちが入っていました。
それだけでも、見ている方としては気分が違いますからね(笑)
しかし、出来れば勝ちたかったですね…。
失点シーンは日本が油断していた所もあったんじゃないかと思います。
アフリカ勢特有の突破力を経験できたという意味では良かったかと思いますが、「勝ちきれないチーム」になってはいけません。
また、攻撃に関してもアレだけチャンスを作れていたのだから、もう1点獲って止めを刺しておかなくては。
ちょっとそのあたりの「甘さ」を感じてしまいました。
数ヵ月後には本番があるわけですから、このあたりは厳しく見ないといけないと思います。
ただ、全体的には内容は良かったと思います。
どんどん中盤が積極的に動き出し、ゴール前に多くの選手が顔を出すサッカー。
私の好きなスタイルですね(笑)
今までこのチームはゴール前に顔を出す人数が非常に少ないことで苦戦していたので、ようやくその課題を克服できたのでしょうか。
もしかしたら、メンバーが代わったことが良い方向に作用したのかもしれません。
ただ、最後の部分の質。
ラストパスとシュートの質に関しては、やはり課題が残ります。
アジアを戦う上ではアレで十分だと思いますが、目差す先は五輪ですからね。
そう考えると、やはりそこにOAの選手を起用するべきではないでしょうか。