セルティック移籍の水野、3年半契約で背番号は29
決まってしまいましたね。
契約の内容は決まり、あとは日本時間の2月1日にサインするだけということでしょう。公開サインになるのかな。
それでも、育成費に8000万円ほど出るそうですが。
私は何度も言ってきたように、セルティックの移籍には反対です。
まだまだ水野自身に課題が多い上、向うの監督も「2年後を睨んで獲得した」とはっきり言っていますし、即戦力とは思われていません。
今まで海外で移籍した多くの選手は、即戦力として試合に出ています。
中田英寿のペルージャはもちろん、松井のル・マン、小野のフェイエノールト、俊輔のレッジーナだって試合には出させてくれたし、そこでの経験が今に活きているわけです。
本田もVVVで順調なスタートを切りましたよね。
しかし、今回の水野はそうではない上、否応なしに前シーズンMVPで現在波に乗っている俊輔と比べられることになるわけです。
もし水野が俊輔に勝てなければ「やっぱりナカの方が良かったとか」、「俊輔に負けた水野」と言われ続けることになるでしょう。
私はそれを「幸せ」だとは思いません。
若い水野にとってはベンチを温めることより試合に出ることが、何よりもいい経験になるはずです。
オシム監督も、稲本に関して「アーセナルでの数年がなければもっといい選手になっていた」といっています。
(ブックマークで突っ込まれて気づきました。コメントの詳細は違うかもしれません。しっかりしたソースがないんであれですけど、そのようなことを言っていたのは確かだと思います。なんかの雑誌に載ってたかな。我ながらアバウトだけど…)
試合に出れていない欧州の日本人選手に、「欧州にいることで満足している」とも苦言を呈しているわけです。
そうはならないことを期待しますが、今回の移籍は多分にビジネスも絡んでいるわけで、正直心配事の方が多いです。
ともかく決定してしまったわけですから、水野があと数年で俊輔に並び、俊輔を上回る活躍を見せてくれることを期待したいと思います。