「社長の談話室」に対する感想

 多くの人が冷静に内容なんか読みやしないんだろうから、とりあえず。



 まず、クゼ監督獲得に関して、「若手育成」を掲げているのは興味深いことです。
 去年のアマル監督解任事件(笑)はその「若手育成」を待つことの出来なかったせっかちなサポーター達の問題にも原因があったわけで、坂本や櫛野などベテランも復帰させたわけだし、もしかしたら重要なビジョンの1つである「若手育成」は、二の次三の次にされてしまうのではないかと不安に思っていたのだけど、これで少し安心しました。
 実際、まだまだ伸びシロのある有望な選手達を獲得しているわけだし、そういった選手を育てられるんだということを内外にアピールするのは重要なことでしょう。


 それと移籍した選手達の理由として「条件面(お金でしょうね)、施設面、環境面、クラブの位置づけ(もっと大きなクラブにってこと?)、選手間の競争(山岸か?)」と書かれているのも、重要でしょう。
 今すぐに解決できるものだけではないわけだけれど、前にも言ったとおり問題を解決するためには問題の全貌を知らなければいけません。
 全てを社長のせいにして、ヒステリックを起こし続けたって、何も解決できないってことです。





 タイミング的に今公開するのはどうなのかという問題もあるし、写真なんかいらないよとは思うけど、こういったことを発表すること、フロントがもっとオープンになろうとしていること自体を否定するのはどうなのかと思います。
 「聞く耳持たないよ」っていうのなら、「じゃあ話しませんよ」となったっておかしくはないわけで。
 

 まぁ、全ての問題がそのまま闇に消えていいんなら、それでいいんじゃないでしょうか。