オシム監督、言語明瞭、歩行訓練も


川淵会長によると、オシム前監督は入院後、体重が約15キロ減少した。脳梗塞は言語中枢から外れた右脳にできたとみられ、左半身がやや不自由なものの言葉は極めて明瞭(めいりょう)。同日からは歩行訓練も始めた。病室内ではサッカーのビデオにかじりつき、「サッカーを見る時間は削らないが、リハビリは一生懸命やる」と意欲的だったという。
 体重が落ちたのはいいことだと思います。
 本来は急激に落ちるのは理想的ではないですけど、オシム監督の場合これくらいは落とさないとね。





 言葉も明瞭とのこと。
 しかし、左半身の麻痺だから右脳に障害が出たということになるけど、右脳は遂行機能といって計画を立てて段取り良く物事を進めたりする機能に、障害が残ったりする可能性があるそうです。
 ですので、言語が明瞭というだけでは、まだまだ油断は出来ません。


 あとは、左半身のどこに麻痺が残ったかですね。
 長島さんのときのように腕のリハビリは二の次にされて、腕を完治させない方向でリハビリが行われることもあるそうです。
 特に左手となればなおさらでしょう。







 ですから、病院側もオシム監督も焦らず、ゆっくりと直してほしいですね。
 プレッシャーはあるでしょうけど、出来るだけ完治させる方向で頑張ってほしいと思います。
 66歳とはいえ、リハビリを行う年齢としては決して年をとりすぎているわけではないんですから。



 あとは、本人の強い気持と家族のサポート次第。
 リハビリに重要なのはこの2つです。
 オシム監督と家族の皆さんなら、絶対に回復できると私は信じています。


 頑張れ、オシム