オシム氏1〜2週間で一般病棟へ


日本サッカー協会田嶋幸三専務理事は17日、脳梗塞で入院している日本代表のオシム前監督が順調に回復が進めば1、2週間で集中治療室(ICU)を出て一般病棟に移る見通しであることを明かした。
 倒れられてからほぼ一ヶ月。
 一般病棟に移るタイミングとしては、かなり遅い方だと思います。


 ただ、オシム監督のようなVIPだからなかなか出さなかったということもあるでしょう。
 例えば一般に移して、ブラッター会長だのプラティニだの川淵だの田嶋だのが一気に見舞いに来たがったりでもしたら、治るものも治らなくなっちゃいます。
 まぁ、もちろん個室で面会謝絶となるだろうけど、それでも周りの患者さんに多大な迷惑がかかってしまう可能性はあるわけで。









 本当は浦安病院側としては、もう他の病院に移したいんじゃないかと思います。
 1つには裏情報として聞いた、病院に勤めているドクターなどがマスコミなどが邪魔で迷惑がっているということ(笑)
 もう1つは単純に急性期と回復期との関係。


 病院(主にリハビリを必要とする患者にし対して)には急性期の病院と回復期の病院のがあります。
 急性期では救急の患者を受け入れ、ある程度容体が落ち着いてきたら回復期に移す。
 そうやって住み分けるを作ることで施設や病室、人員などのリソースを有効に活用するということ…なんだと思います(笑)
 

 だから浦安病院としてはそろそろ回復期に移したいんだろうけど、なかなか引き受けられる病院もないでしょうからね…。
 VIPで外国人。マスコミや協会などへの対応もしなければならない…。
 

 だから、医療先進国であるドイツあたりで落ち着いてリハビリした方がいいんじゃないかと思うんですけど。










 まぁ、体の具合もわからないし、詳しいことは知りませんけども。
 幸いにして認知症失語症などは酷くはないようですけども、身体的な麻痺に関してはまだわかりませんしね。


病室でクロアチア、ドイツ、フランスなどの雑誌を読み、数字パズルの「数独」を解くこともあるそうで、回復ぶりがうかがえる。食欲も旺盛で、煮魚や中華風かに玉、とろろ昆布なども食べている。
 食欲は旺盛とはいえ、まだ柔らかいものしか食べていないようだし。
 ただ、数独が出来ているということは、ある程度手は大丈夫なのかな。





 ちなみに、長嶋さんの顔面麻痺と右手の麻痺。
 プロから見ればもっとよくなる可能性もあったんだとか。
 本人か、家族か、医療スタッフかはわからないけど、歩行動作を重視し早く歩けることを目的としたリハビリをやった可能性があるので、それで他の麻痺は残ってしまったという見方も出来るんだそうです。



 だから、回復期のリハビリも重要なんだとか。
 とにかく、早くよくなることを祈りたいですね。