岡田氏、代表監督復帰へオシム後任に協会オファー
前にも言ったように、私はひとまず大熊さんや反町さんなど、現在のスタッフに代行を務めてほしいと思います。
オシム監督が後任を推薦するにせよ、しないにせよ、オシム監督の意見を聞いてから決めて欲しいと。
オシム監督が後継者を選んで自分のサッカーを継続して欲しいというのなら、今のスタッフは残すべきだと思います。
あれだけ頻繁に会議をしていたのだから、今のコーチ陣はオシム監督から色んな情報や意見を聞いているはずですからね。
もちろんオシム監督は後任を選ばず、全く違ったサッカーを始めるべきだと協会に言うかもしれません。
それならその時に、また新しく始めればいいんじゃないかと思います。
その分、スタートは遅くなりますけど、幸い来年はまだW杯の3次予選。
たぶん今のコーチ達と、選手達ならやってくれるでしょう。
全く新しい監督をすぐに選ぶということは、可能性を狭めることに繋がります。
オシム監督が後から何かを言いたくても、新監督の下でスタートしてしまったらもう止められないわけですから。
それに、今の協会に質の高い監督を呼べるコネがあるとも思えません。
ここ何代かの監督だって、トルシエ監督もベンゲル監督(名古屋)繋がり、ジーコ監督も鹿島繋がり、オシム監督だってジェフから強奪…。
所詮はJリーグの繋がりでしか監督を呼べないんですから、急いだってさほど意味があるとは思えません。
今、名前の上がっている岡田監督などにしたって、Jリーグのクラブに就任するとは思えませんしね。
ただし、もしオシム監督が本当に重症で話しをするにも時間が掛かるか、きつい後遺症が残るとわかっているのなら、話しは別です。
失語症や認知症などの可能性だって十分あるわけですからね。
そのあたりは外部の私達にはわからないことですし、ドクターと相談するしかないでしょう。
いきなり自身の進退に関わるような話しはすべきではないと判断されるかもしれませんし(精神的にショックを受けるかもしれない)。
再発の可能性もある病気ですから、血圧が高くなる要素はなるべく避けたいところでしょう。
同じ理由でサッカー観戦も当分おあずけになるでしょうしね…。
ところで風の噂ですが、協会の発表によると「病院の医師団は記者会見を行わないという決まりがあるから、代わりに私達が会見を行う」という内容だったけれど、どうも厳密には違うそうです。
病院側は、あくまでも会見を開いて欲しくなかったんだそうで。
病院の名前はもちろんのこと、監督の病名も伏せておいて欲しいと頼んでいたそうです。
もちろん、その理由は騒ぎになって他の患者に迷惑がかかることと、プライバシーの問題に関して。
医学界というものは以前から患者の個人情報に関して非常に神経質に扱っていますし、特にここ数年はますます厳しくなっています。
いかなる患者であろうとも、病院からすれば患者は患者。
それを公に発表するなんてとんでもない、ということだったんでしょう。
しかし、ご存知の通り協会は拒否。
しかも、あの会長の涙。
重篤なのは確かだけれど、それを表に出さないために、細かな情報は出せないと頼んだはずだったのに…。
ということなんだそうです。
決して大きくない病院にマスコミがウヨウヨ集まってきてしまったので、現在も迷惑してんだとか。
病院関係者には、「早く転院して欲しい」なんて声もあるとかないとか…。
という話しです。
一応、「このお話しはフィクションです」って、ことにしておきます。
フィクションなんで、そのうち消えるかもしれませんが。