水本裕貴「うれしくて、言葉にできず涙が出た」

 試合だけ見るとフラストレーションが溜まる内容でしたけど…。


 「うれしくて、言葉にできず涙が出た。最終予選でキャプテンを任され、プレッシャーがあった。カタール戦(10月17日)に負けて、最後、こういう形で終われて、全部の感情がわき出た。今まで反町さんの下で積み重ねてきた練習のおかげ。今日はサポーターの応援もあったおかげだと思う」


 試合終了の瞬間、思わず両手を合わせて天を仰いだ。涙が止まらない。主将の水本はフェースガードの上から顔を両手で覆った。

 水本が泣き崩れるシーンを見たら、そんなことはどうでもよくなりました。


 水本は責任感の強い選手ですから1人で背負い込みすぎることを心配していたのですが、予想以上に重圧を感じていたのかもしれません。
 オシム監督のことも、あるのかもしれませんけどね。



水野晃樹「長い戦いだった。オシムさんにいい報告ができる。俺と水本はみんなよりも強い気持ちで取り組んだ。(オシム監督への)思い入れが違うから。とりあえず突破できて良かった。」
 水野が目に涙を浮かべていたのも印象的でした。
 水本以上にクールなイメージがありますからね。






 とにかく五輪出場が決まって良かったです。
 試合内容は相変わらずグダグダで、チャンスもほとんど作れなかったけど、まぁそれに関してはこれから。


 アテネの時もグダグダでしたし、そんなものなのかなと思っています。
 シドニーは別格ですけどね。日韓W杯が予定されていて、時間もお金も大量投入されていましたし。






 ともかく、ひとまずおめでとう。
 でも、本当の勝負はこれからです。