サッカー以上に大切なもの

 書けることがあったら書き留めておくタイプなので、五輪の試合や明日の試合のプレビューとかも書いていたのですが、アップする気になりません。




 サッカーの本当の素晴らしさを教えてくれたのはオシム監督ですが、サッカー以上に大切なものもあるということを教えてくれたのもまたオシム監督でした。




 今後もいろんなことをオシム監督から学びたいと思っていたのですが、それはもう叶わないかもしれません。
 今はただただ命を取り留めて欲しいとだけ祈りたいと思います。









 ハレルヤさんのサイトに、明日の横浜戦でオシム監督宛の千羽鶴を集めるとの告知が出ています。
 詳細はこちら。
イビチャ・オシムさんの回復を祈り、千羽鶴を作ります。













 以下、ニュースのまとめ。



オシム監督119番、フランスから…日本の知人つかまらず


15日午後6時(日本時間16日午前2時)ごろ、祖母井さんは(息子でJ1千葉の)アマル・オシム監督から「何人かに電話したがつかまらないので、そちらから救急車を呼んでくれないか」という電話を受けた。フランスからは日本の119番に通報できないため、祖母井さんは何人かの知人に電話をかけ、深夜に起きていた人から通報してもらったという。


祖母井さんは「自分がジェフにいた時は、いつでも連絡が取れた。私が日本にいれば」と悔しがり、「ここ2日間ぐらいが危ないと聞いている。回復を祈るしかない」と語った。

 アマル監督が自身で救急車を呼ぶことは出来ないとは思っていたのですが、まさか祖母井さん経由とは思っても見ませんでした。
 間瀬さんかなと思ったのですが、深夜だったのが悪かったんでしょうね。
 自分で搬送するにしても、救急をやっているとこじゃなければいけませんし。
 でも、それで遅れたにせよ、搬送まで1時間ならまだいいほうでしょう。
 それよりも発症してからどれくらい経過したかが重要です。1人で倒れて周りがなかなか気づかないケースもあるわけで…。
 うちの祖母も…。


 昨日も少し言いましたけど、意識があるからといって安心していいわけではないはずです。
 むしろ、脳梗塞は梗塞の起きた箇所によって、初めは意識があってもそれから酷くなるケースもあるくらいなんだそうで。
 祖母井さんが「ここ2日間ぐらいが危ない」と言っているのなら、その通りなのでしょう…。


長男・アマル監督は気丈に練習指揮
 アマル監督が練習を休んだりイビチャ監督の話をすれば選手は動揺するだろうし、今度は選手がマスコミのターゲットになってしまいます。
 だから、練習に参加したも多言しなかったのも、素晴らしい判断だと思います。
 アマル監督が一番辛いのにね。


巻ら千羽鶴、息子アマル監督は練習場直行


折り鶴に、祈りを込めた。16日の練習後、千葉FW巻、MF下村、DF市原は行き付けの飲食店で、サポーターと一緒に千羽鶴を折った。巻は帰路、自宅で智子夫人と一緒に折るために、コンビニで折り紙を購入。サポーターの代表者は今日17日、出来上がったものをオシム監督の息子、千葉アマル監督に渡す予定だ。
水野晃樹オシムさんにいい報告を」
水本裕貴「試合に集中したいが、話を聞いてなんとなくボーッとしている」
 ジェフの選手達も多分ショックは大きいでしょう。


 厳しい状況ですけど、辛いですけど、サッカーは続きます。


 明日の試合も、頑張って私達が勝たせなければいけません。
 オシム監督にいい報告をするために。










 脳梗塞の発症は、気温差が激しい時期に多いんだそうです。
 寒くなってきていますが、明日の試合に行く人は服装に気をつけましょう。
 我々は、ジェフとアマル監督とオシム監督を応援する使命があるのですから。