ロス・ブラウンの加入で、ホンダのアイデンティティはどこへ?
歯に衣着せぬ記事で売っている(と私は思っている)F1キンダーガーデン。
今回もズバッと言っていますね。
昨日、私が書いたことと被るところが多いですけど、気になるところを抜粋したいと思います。
人事異動が多いホンダF1チームの中にあって、長らくF1の現場にいた中本さんですが、今回の件で立場は厳しくなる可能性があるようです。
・中本修平シニア・テクニカル・ディレクターはどうなる。
・画策したのはニック・フライ。となると、元々仲良しとはいえなかった様子の中本修平シニア・テクニカル・ディレクターは開発の現場だけの存在となるのか。
F1キンダーガーデンの別記事によると…。
これを読むだけだと、英国に留まって栃木研究所との架け橋になるということでしょうか。
ブロウンの加入で、ニック・フライは、チームのコマーシャルとビジネスの領域に集中することになるが、中本修平シニア・テクニカル・ディレクターについて大島裕志広報モータースポーツ執行役員は、「デピュティ・マネージング・ディレクターとして技術部門を担当、ホンダの栃木研究所から最大限のベネフィットをチームが受けられるようにロスと共に働いていく」と語った。
ただ、もしかしたら近いうちに栃木研究所に移動ということもあるのかもしれません。
英国に残るにせよ、日本に移動になるにせよ、発言力は弱まるんでしょうね。
一番気になるのはこれですね。
これが心配ですね。
・もしかして、日本人は要らないという結論になってしまったか? ホンダのアイデンティティはいずこ?
・いよいよ本気になったのか、それとも、なりふり構わぬ戦法に出たことで、終焉が近い?
日本人を排除するにしても、アイデンティティを無くしてその他大勢になってしまっては、厳しいF1競争の中では生き抜いていけないでしょう。
まぁ、もうここ何年かで日本離れは加速していたともいえるので、今さら日本色を強くすることはないだろうと思っていたのですが…。
新たなアイデンティティを構築できるのか、それともこのまま埋もれてしまうのか。
どちらにしても、これから日本離れがより進んでいくのなら、ますます私がホンダを応援する意味はなくなってしまうのですけどね…。
それも寂しい話です。
その日本人ファンの怒りを治めるためというか、日本市場へのアピールのためのコンテンツが佐藤琢磨とスーパーアグリということなんでしょう。
少なくともホンダ本社のサポートは続けられるんじゃないでしょうか。
・ニック・フライの主導権が強くなったとすると、スーパーアグリは蚊帳の外状態?
となると、琢磨の将来も危うい?
ただし、ホンダF1チームのサポートは受けにくくなっていく可能性はあるでしょうから(既にそうなっている?)、来年以降も厳しい戦いになるかもしれませんが。
まぁ、なににせよ…
寒い時代だとは思わんかね?