「なんか千葉はよくわらないけど、退場者が出てる。うちも気をつけないと」


「なんか千葉はよくわらないけど、(千葉の対戦者に)退場者が出てる。うちも気をつけないと。(最近は)審判に見えないところとか、報復での判定が厳しいし」
(中略)
偶然にも千葉は4連勝中の2試合で、前半のうちに敵側に退場者が出ていた。原監督が視察した23日の大宮−千葉戦でも、前半42分に大宮FWデニス・マルケスが、マークにきた千葉DF水本に怒って倒した上、足を蹴って一発退場に。「あれ退場?イエローじゃないの。ちょこっとやっただけじゃん」。監督はここから判定の怖さを伝えたかったのだ。
 これはひどいですね…。
 報復行為なんですから一発レッドは妥当でしょう。やられた選手が痛かろうと痛くなかろうと、ちょこっとだろうとジダンのようにヘディングをしようと、報復行為に“派手さ”は関係ないですよ。
 “悪質なファール”と勘違いしてはいけません。



 神戸戦での得点機会と一緒です。
 けど、神戸戦のレッドのシーンはまだ「得点機会阻止だったのか、そうでないのか」という議論がなされる余地はあったのかもかもしれません。
 ま、ほとんどそれがされずに、ほとんどが「イエローでもいいだろう」って話しになっていたわけですけど。
 イエローはないんですよ。得点機会かそうじゃないか=レッドがノーファールかですよ。シミュレーションには全く見えませんでしたし。


 今回も一緒です。
 でも、今回の場合は相手選手は明らかに足を振って水本を蹴っていたんですから、間違いなく報復行為=一発レッドとなるわけです。
 ですから、それを見逃さなかった審判はむしろ褒められるべきなんですけど、そういった話しにはならない。
 むしろ判定の怖さとか言うことになっています。





 なぜそういった話しになるかというと、観てる側もルールがわかってないってことなんじゃないんでしょうか。
 それで審判にばかり文句を言うんじゃ、審判団だってかわいそうですよ。


 原監督に関しては、マスコミによる湾曲されたコメントだと期待したいと思います(笑)