大分シャムスカ監督はレイナウドを警戒


シャムスカ監督は「レイナウドは(中盤に)引いてくる動きもするし、身長もある。彼が入って攻撃力が上がった」と、千葉FWレイナウドに警戒を強めていた。
 柏戦ではレイナウドが少し引いても相手DFがラインを強く意識していたせいか、あまりついてこなかったので楽でしたけど大分戦ではもっとマークが厳しくなるかもしれません。
 「レイナウドに預けておけば…」というコメントが選手から聞かれるようになってきましたけど、あまり依存しすぎも良くはない。
 レイナウドがマークをひきつけることになるんだろうからその分自分が決めてやる…くらいに言ってほしいところです(笑)



 そのレイナウドも引いてパスを出すのも悪くないのですが、もう少し前でプレーしてフィニッシャーとしてプレーして欲しいですね。
 フィジカルが強くないとか、相手の速い出足に対応できていないところがあるので、ついつい下がって来てしまうんでしょうけどね。
 あまり比べてはいけないけれど、似たタイプのマリオ・ハースはそのあたりの周りも活かせて自分も活きる素晴らしいオフザボールの動きで活躍できたわけで、そのあたりをもうちょっと勉強して欲しいなと思うところですが…。







 どういった形にせよ、もう少しプレーの幅を広げて欲しいところです。そのためにも、周りの連携を深めていかないといけません。
 トップスピードは速いようだから裏に抜けるスペースがあればもう少し違うのかもしれないんですけど、2,3年前と違って現代サッカーではまず裏のスペースは消すのが常識ですからね。


 サッカーとは日々変化するものです。
 守備でリトリートするのはもはや当たり前。裏のスペースはないのが普通。よって足が速いだけでは武器にはなりにくい。
 そう考えた上でサッカーを語らないと、いつの間にか取り残されてしまうかもしれません。