日本代表 - カメルーン代表

 やはり、昨年までの代表のようなサッカーになりましたね。いい意味で、ですけど(笑)


 俊輔らの代わりにスピードのある選手をサイドに置くことでよりスピード感のあるサッカーになったうえ、阿部をボランチに入れたため中盤から守備でガツガツいけるようになりました。
 多分阿部をボランチに入れたのは、相手のレベルが高かったことと田中達也、大久保の両選手をウイングに入れ、中盤の守備に不安があったということがあったのではないでしょうか。
 後半に運動量が落ちたのはいただけませんが、やっぱり私はこっちの方が好きです。








 田中達也、大久保、山瀬、前田あたりも面白いプレーをしていましたね。
 まぁ、でもこれくらい出来るのはJリーグを見ていれば解ること。
 得点は山瀬だけでしたけど、各々が持ち味を出してくれたと思います。


 でも、一方でこの試合では田中や大久保のスピードは見られたけれど、相手がある程度研究してきた時にどうなるのかなという疑問はあります。
 2人のスピードは魅力だけど、それに対応してきたカメルーンの方が個人的には驚きでした(笑)







 ところで、なぜか「今の代表はFWの決定力不足の解消が目標」なんて話しになっているようですけど、そんなことオシム監督がいつ言いましたっけ?
 言ったとしても選手を変えることで、その課題を解決しようとは思っていないでしょう。
 もし、そういうことなら初めから選手を変えているでしょ(笑)
 そんじょそこらのJリーグウォッチャーじゃないんですから、あの人は。



 ですので、今回のカメルーン戦はあくまでテストというか、オシム監督曰く「調子のいい選手達」に経験を積ませたということだけでしょう。これも以前からと同じことですよね。
 今後のメンバーがどうなるかはまだ解らないと思います。
 選手交代の動きを見ても、今回はあくまでテストといった感じでしたからね。



 





 もともとオシム監督の中ではトレーニングゲームだったんだろうし、カメルーンも少しは見せてくれたけど素晴らしいパフォーマンスとはいえなかったし、こんなもんじゃないでしょうか。
 気になるのは、オーストリア遠征で俊輔が入ってきたら、またそっちのサッカーに戻すのかということです。
 私は今日やったサッカーの延長を見たいところですが…。






 それにしても、得点したから言うわけじゃないけど、山瀬はやっぱり可能性を感じさせれくれますね。
 途中でちょっと消えていた部分もあるけど、押されていたから仕方ないかな。